『よう久しぶり、どう上手くなったかい』
U先生の大腸内視鏡を見学して肩を落として帰る僕に『先生、みんな自分のやり方が有るから焦らないで頑張れ』といって下さった。そのころ、大腸内視鏡は硬いファイバーを、芸術的に挿入する名人芸の時代であり、大腸内視鏡のパイオニアSH先生から腸管軸短縮法のKS先生、自然流のOH先生が有名な名人であり、U先生のその一人であった。
その後数年間、僕は免疫学や遺伝子の研究を東京大学消化器内科で行い、大腸内視鏡とは離れていたが、9年前から大腸肛門病院に研修させていただき、大腸内視鏡を行うようになった。現在の電子内視鏡で画面を見ながら挿入するようになり、内視鏡そのものの操作性も向上しており、天才的名人芸の時代ではないが、幼稚な挿入技術によってはややもすれば苦しい検査になる。僕も十分な経験を積んでおおきなトラブルなく、毎日少しでも苦しくないようにと考えて行っている。
昨年、U先生に10年ぶりにある会でお会いしたとき、U先生は『久しぶり、どう大腸内視鏡は上手くなったかい』と訊いてきた。僕は笑って『はい、自分なりの方法でなんとか上手くやっています』と答えた。

U先生の大腸内視鏡を見学して肩を落として帰る僕に『先生、みんな自分のやり方が有るから焦らないで頑張れ』といって下さった。そのころ、大腸内視鏡は硬いファイバーを、芸術的に挿入する名人芸の時代であり、大腸内視鏡のパイオニアSH先生から腸管軸短縮法のKS先生、自然流のOH先生が有名な名人であり、U先生のその一人であった。
その後数年間、僕は免疫学や遺伝子の研究を東京大学消化器内科で行い、大腸内視鏡とは離れていたが、9年前から大腸肛門病院に研修させていただき、大腸内視鏡を行うようになった。現在の電子内視鏡で画面を見ながら挿入するようになり、内視鏡そのものの操作性も向上しており、天才的名人芸の時代ではないが、幼稚な挿入技術によってはややもすれば苦しい検査になる。僕も十分な経験を積んでおおきなトラブルなく、毎日少しでも苦しくないようにと考えて行っている。
昨年、U先生に10年ぶりにある会でお会いしたとき、U先生は『久しぶり、どう大腸内視鏡は上手くなったかい』と訊いてきた。僕は笑って『はい、自分なりの方法でなんとか上手くやっています』と答えた。

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