プロバイオテックスとは、いわゆる善玉菌を服用してもらい、腸内細菌のバランスを戻ス様な治療のことです。ちなみにプレバイオテックスとはいわゆる善玉菌を増やすような食物繊維などを服用してもらい、腸内細菌のバランスを戻ス治療のことを指します。
最近イギリス消化器病学会誌に本格的なプロバイオテックスによる治験の結果が出ましたのでお知らせします。
対象 327人の寛解期の潰瘍性大腸炎
方法
1)前向き、二重盲検試験(対象薬と実薬が、医師も患者もわからない状態)
2)治療薬は
A)プロバイオテックス(大腸菌の製剤:N1917;200mg/日)162人
対照B)メサラジン=ペンタサ500mg/日)165人
3)一年間、症状、内視鏡で判定
結果
1)A)プロバイオテックス(大腸菌の製剤:N1917;200mg/日)再燃率36.4%
対照B)メサラジン=ペンタサ500mg/日)再燃率33.9%
2)背景因子:潰瘍性大腸炎の期間、病型で差がない
結論
プロバイオテックス(大腸菌の製剤:N1917)は、メサラジン=ペンタサ500mg/日)と同等の再燃予防効果がある。
Dr.Tのコメント
100人以上の患者さんでプロバイオテックスについて
前向き、二重盲検試験の形でしっかりした治験で、いい結果です。
今後が楽しみです。
お願い:質問の方、同じような症状の方は賛同されたら拍手をクリックしてください。よろしくお願いします
その薬剤ですが、10年ほど前に多施設大規模2重盲検臨床試験において潰瘍性大腸炎に対する有効性が認められ、イギリスの有名医学誌Lancetに公表され一躍脚光を浴びました。ですが、一般の医薬品と違い作用機序の複雑さ等が災いし、米国、EU、日本において医薬品としての開発は困難との判断が下されました。現在、ドイツ及びバルト3国で潰瘍性大腸炎の治療薬としてローカルに使用されているようです。
2008.02.18 00:15 URL | DC #z8Ev11P6 [ 編集 ]
新しいものがどんどん出来ているのでもうレミケードはそれなりに信頼性に足るものになったのでしょうか?半年前ぐらいに前の病院は受けませんか?みたいなポスターを病院に貼ってたきがするんですけど・・・だから僕にとってはまだ新薬という感覚が抜けません。
今日病院に行ったらレミケードをやったほうがいいと言われました。
最初はお勧めするといった感じでしたし、副作用もあった記憶があったのである程度考えてからにしたかったのですがツベルクリンの注射を打つよう手配したり、CTを予約したりともうすぐにでもやり始めるような感じでした。
僕に選択肢はないのでしょうか?
副作用に関しては感染症(結核など)について少し触れただけで自分で勉強しておいてと言われました。こんなものなのでしょうか?
ペンタサも現状ごくごくまれにお腹の痛みがある時はありますがほとんどない状態なので
現状維持が一番だと思っていたら、
ペンタサは少なめに処方されるものだといって1回に4錠、1日12錠飲むことになりました。
前の病院ではお腹の痛みが続いてたら、薬を増やしたんですがこんなに簡単に増やしていいのでしょうか?状態が悪いせいなのかもしれませんが上限が12錠と聞いたので不安になります。
ちょっと対応が大雑把というか説明があまりにもないので病院を変えるか迷っています。
近くですぐにいけるという理由で選んだのですが・・・
2008.02.18 17:58 URL | 師叔 #ssipyxQM [ 編集 ]
師叔さんレミケードの効果安全性服作用の記事はこのブログで38本取り上げています。
結核や腸管の狭窄や膿瘍が無く、ほかの治療で難治の活動性クローン病に有効です。
よろしくお願いします
2008.02.18 21:33 URL | Tora #- [ 編集 ]
脳内神経伝達物質でおなじみのセロトニンが脳内だけでなく消化器腸管内にこそ存在する事実から、われらが日本の納豆を大いに見直すようになり、以来"セロトニン作戦"と題して毎日納豆を欠かさずですが、最近その納豆に含まれる納豆菌とやらも「腸内細菌をコントロールするプロバイオティクス」たらんとすることを知り、コメント中の大腸菌製剤の有無は全く存じませんが、腸内細菌のバランスをコントロールする意味でのプロバイオティクスであれば今後が楽しみであります!
追伸:Dr.Tora、本日海外より文字化けの苦情を戴き、英字以外の外語を入力すると文字化け解読不可との事なので、もしも、これまで某か文字化けなぞしておりましたら何卒お許し願います。気候は次第に三寒四温たろうとしています。どうかくれぐれもお体を大切になさってください。今後もどうぞよろしくお願い致します。
2008.02.21 18:50 URL | misha #- [ 編集 ]
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十人十色?
潰瘍性大腸炎の患者さんの数、すごく増えてるようです。
でも、実際にまわりに同病の方はいなくて
(いるのかもしれないけど分からないですよね)
病気について語ることって医師や家族以外とはほとんどないです。
その代わりに、個人のHPやブログ、患者会の読みもので
同...
2008.02.18 13:13 | vs. 潰瘍性大腸炎 ―負けるな自分


