質問から
バルーン拡張
CDの炎症で繊維化し狭窄した腸管をバルーン拡張した場合の腸管破裂のリスクは何%くらいありますか?
答え
1)CDのバルーン拡張は私自身の経験では60回ほど行いましたが、バルーンの圧力を測定し、患者さんの痛みを診ながらやるので幸いにして腸管破裂したことはありませんでした。
2)国内のほかの施設でも、拡張による痛みや圧力(3-5気圧:これはバルーンの太さによりますので施設によって違います)、CDの拡張で破裂が多発したということはほとんど無いようです。1990年代の開発当初はこのような微調節がなく、イタリアや英国からの論文では、連続50例ほどで、1−3%の破裂の危険性があったと記憶しています。
3)また、狭くなった部分がすでに瘻孔をつくっている場合があり、その場合は、拡張した後に瘻孔から腸管が裂けて、破けるようになることもあるでしょう。
4)したがってバルーン拡張術の前には必ず破裂する可能性、瘻孔ができる可能性などの説明をしています。また拡張しなかった場合の病気の進行によってどうなるかということも医師から説明があったとおもいます。
経験がある医師が慎重に行えば、穿孔や破裂の危険はすくないと思われます
以上参考になれば幸いです。くれぐれもお大事に。
お願い:質問の方、同じような症状の方はコメントに賛同されたら拍手をクリックしてください。よろしくお願いします
バルーン拡張
CDの炎症で繊維化し狭窄した腸管をバルーン拡張した場合の腸管破裂のリスクは何%くらいありますか?
答え
1)CDのバルーン拡張は私自身の経験では60回ほど行いましたが、バルーンの圧力を測定し、患者さんの痛みを診ながらやるので幸いにして腸管破裂したことはありませんでした。
2)国内のほかの施設でも、拡張による痛みや圧力(3-5気圧:これはバルーンの太さによりますので施設によって違います)、CDの拡張で破裂が多発したということはほとんど無いようです。1990年代の開発当初はこのような微調節がなく、イタリアや英国からの論文では、連続50例ほどで、1−3%の破裂の危険性があったと記憶しています。
3)また、狭くなった部分がすでに瘻孔をつくっている場合があり、その場合は、拡張した後に瘻孔から腸管が裂けて、破けるようになることもあるでしょう。
4)したがってバルーン拡張術の前には必ず破裂する可能性、瘻孔ができる可能性などの説明をしています。また拡張しなかった場合の病気の進行によってどうなるかということも医師から説明があったとおもいます。
経験がある医師が慎重に行えば、穿孔や破裂の危険はすくないと思われます
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