質問から
1)クローン病で腸の穿孔により緊急手術で人工肛門になりました。
2)人工肛門の周りや、腰のあたり下肢が壊疽性膿皮症になり、その時は免疫抑制剤を飲んで治ったのですが、その後腎臓が悪くなり緊急入院して、免疫抑制剤をやめました。
3)また壊疽性膿皮症が再発、リンデロンを増やすもよくならず、両下肢がぐるりと、殿部両方、あちこちに潰瘍、昨年入院して、GCAPを受けて、画期的によくなりました。
4)完治して2か月後また再発。 主治医から今度はLCAPの方が良いといわれ、1クールやったのですが、一番ひどいところが治りません。 潰瘍性大腸炎ではないので、お金も大変かかります。
5)GCAPとLCAPはどう違うのでしょうか? 私としては、GCAPが効いたのでやりたいのですが…。
答え
A)ストーマ(人工肛門)周囲の壊疽性膿皮症はまれですが、治りにくい病気です。やや複雑な質問ですので順序だてて答えます。
壊疽性膿皮症はまれですので治療法の決定打はありません。考えられる治療法としては
1)ステロイド
2)免疫抑制剤(アザチオプリン、サイクロスポリン)
3)レミケード
4)そのほかの免疫調整療法(GCAP、LCAPなど)
5)ストーマの再手術(ほかの場所に)
があります。いずれの治療法も少数例ながら有効だった報告があるようです。
B)GCAPとLCAPは潰瘍性大腸炎に保健適応があり、GCAPとLCAPは60−70%くらいの有効性ですが、GCAPが効いてLCAPが効かない患者さん、その逆の患者さんは1割程度います。
C)あなたの場合はクローン病には適応がないGCAPが有効でしたので、前回有効だったGCAPからLCAPに切り替えるには、十分な説明と同意が必要でしょう。
D)また、すでに1,2、4、を試しているので3)レミケード(クローン病には適応があります)をするのもひとつの手段ではないでしょうか。腎臓障害や腸管狭窄の程度によって投与すべきか考えなければなりませんが、、、
E)それで無効なら5)ストーマの再手術(ほかの場所に)がもっとも長期的には有効な手段と思われます。くれぐれもお大事に。
お願い:質問の方、同じような症状の方はコメントに賛同されたら拍手をクリックしてください。よろしくお願いします
1)クローン病で腸の穿孔により緊急手術で人工肛門になりました。
2)人工肛門の周りや、腰のあたり下肢が壊疽性膿皮症になり、その時は免疫抑制剤を飲んで治ったのですが、その後腎臓が悪くなり緊急入院して、免疫抑制剤をやめました。
3)また壊疽性膿皮症が再発、リンデロンを増やすもよくならず、両下肢がぐるりと、殿部両方、あちこちに潰瘍、昨年入院して、GCAPを受けて、画期的によくなりました。
4)完治して2か月後また再発。 主治医から今度はLCAPの方が良いといわれ、1クールやったのですが、一番ひどいところが治りません。 潰瘍性大腸炎ではないので、お金も大変かかります。
5)GCAPとLCAPはどう違うのでしょうか? 私としては、GCAPが効いたのでやりたいのですが…。
答え
A)ストーマ(人工肛門)周囲の壊疽性膿皮症はまれですが、治りにくい病気です。やや複雑な質問ですので順序だてて答えます。
壊疽性膿皮症はまれですので治療法の決定打はありません。考えられる治療法としては
1)ステロイド
2)免疫抑制剤(アザチオプリン、サイクロスポリン)
3)レミケード
4)そのほかの免疫調整療法(GCAP、LCAPなど)
5)ストーマの再手術(ほかの場所に)
があります。いずれの治療法も少数例ながら有効だった報告があるようです。
B)GCAPとLCAPは潰瘍性大腸炎に保健適応があり、GCAPとLCAPは60−70%くらいの有効性ですが、GCAPが効いてLCAPが効かない患者さん、その逆の患者さんは1割程度います。
C)あなたの場合はクローン病には適応がないGCAPが有効でしたので、前回有効だったGCAPからLCAPに切り替えるには、十分な説明と同意が必要でしょう。
D)また、すでに1,2、4、を試しているので3)レミケード(クローン病には適応があります)をするのもひとつの手段ではないでしょうか。腎臓障害や腸管狭窄の程度によって投与すべきか考えなければなりませんが、、、
E)それで無効なら5)ストーマの再手術(ほかの場所に)がもっとも長期的には有効な手段と思われます。くれぐれもお大事に。
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