クローン病の悪化には腸内細菌の変化があると考えられています。腸内細菌の全貌は明らかでなく、300種類以上、総数50〜100兆個あると想定されています。
プロバイオテックスとは、いわゆる善玉菌を服用してもらい、腸内細菌のバランスを戻ス様な治療のことです。ちなみにプレバイオテックスとはいわゆる善玉菌を増やすような食物繊維などを服用してもらい、腸内細菌のバランスを戻ス治療のことを指します。
最近イギリス消化器病学会誌2002年51号:405-409に本格的なプロバイオテックスによる治験の結果が出ましたのでお知らせします。
対象 45人の手術後のクローン病
方法
1)前向き、ランダム試験(対象薬と実薬が、ランダムに割り振られる状態)
2)治療薬は
A)プロバイオテックス(ラクトバチルス菌120億/日):23人
対照B)偽薬:22人
3)一年後、症状、内視鏡で判定
結果
1)症状での再燃
A)プロバイオテックス群(ラクトバチルス菌120億/日):再燃率3/23
対照B)偽薬:22人再燃率再燃率2/22
2)内視鏡での再燃
A)プロバイオテックス群(ラクトバチルス菌120億/日):再燃率 9人/23
対照B)偽薬:22人再燃率再燃率 6人/22
なお、背景因子:クローン病の期間、病型でAとBには差がない
結論
プロバイオテックス(ラクトバチルス菌120億/日)は、偽薬に比べて再燃予防効果がない。
Dr.Tのコメント
40人以上のクローン病の手術後の患者さんについて前向き、二重盲検試験の形でしっかりした治験です。残念ながらラクトバチルス菌120億/日では効果が無いようです。
今後がほかのプロバイオテックスが次々試されるでしょう。
お願い:質問の方、同じような症状の方は賛同されたら拍手をクリックしてください。よろしくお願いします
プロバイオテックスとは、いわゆる善玉菌を服用してもらい、腸内細菌のバランスを戻ス様な治療のことです。ちなみにプレバイオテックスとはいわゆる善玉菌を増やすような食物繊維などを服用してもらい、腸内細菌のバランスを戻ス治療のことを指します。
最近イギリス消化器病学会誌2002年51号:405-409に本格的なプロバイオテックスによる治験の結果が出ましたのでお知らせします。
対象 45人の手術後のクローン病
方法
1)前向き、ランダム試験(対象薬と実薬が、ランダムに割り振られる状態)
2)治療薬は
A)プロバイオテックス(ラクトバチルス菌120億/日):23人
対照B)偽薬:22人
3)一年後、症状、内視鏡で判定
結果
1)症状での再燃
A)プロバイオテックス群(ラクトバチルス菌120億/日):再燃率3/23
対照B)偽薬:22人再燃率再燃率2/22
2)内視鏡での再燃
A)プロバイオテックス群(ラクトバチルス菌120億/日):再燃率 9人/23
対照B)偽薬:22人再燃率再燃率 6人/22
なお、背景因子:クローン病の期間、病型でAとBには差がない
結論
プロバイオテックス(ラクトバチルス菌120億/日)は、偽薬に比べて再燃予防効果がない。
Dr.Tのコメント
40人以上のクローン病の手術後の患者さんについて前向き、二重盲検試験の形でしっかりした治験です。残念ながらラクトバチルス菌120億/日では効果が無いようです。
今後がほかのプロバイオテックスが次々試されるでしょう。
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