ドクターTORAの今日も快腸

大腸の病気(大腸ガン・ポリープ、過敏性大腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病など)が増加しています。ひとりでも多くの方が快腸になっていただくための最新情報を提供してゆきます。

 質問からじーじさんお待たせしました
1)クローン歴10年以上で、最近痔瘻の悪化が著しく、小腸末端部位に狭窄と膀胱癒着があります。
2)狭窄があると使用しないドクターと使用するドクターに別れますがどうお考えですか?
3)またプレドニン十年以上呑んでいるので止めるためにもレミケードに挑戦したいのです。
答え
1)クローン病痔瘻と病変による小腸の狭窄で膀胱癒着、レミケードを使用するべきか?:よくある病態ですが、簡単に答えられないのが、クローン病のむずかしいところです。
2)すでに10年以上プレドニンをやめていない状態なのですが、プレドニンにクローン病の病変の進行を止める力は無いので、レミケードかイムラン・ロイケリンを使用してやめるべきでしょう。
3)膀胱癒着はもしかすると膀胱と小腸との間に小さな瘻孔や膿瘍があるのかもしれません。
以上から

 結論:CTやエコーで小腸病変と周囲の(膀胱、直腸)の状態を把握し、小腸下部だけでも小腸造影を行い、A)瘻孔が無く、B)小腸の病変が内径1cm以上、長さがほどほど(5cm以下)であれば、まずレミケードは使用して大丈夫でしょう。
 それ以外であれば、実際にケースバイケースですので、写真を見なければ判断に窮します。
以上簡単ですが、参考になれば幸いです。
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