コメントから
雑誌に載っていた爪揉みはいいですか?
回答
爪もみとは「自律神経制御免疫療法」かと思われます。安保先生の理論の本を何冊か読みましたが、白血球中のリンパ球と顆粒球の比率の部分以外はあまりにもすべての病気を画一的に解釈しようとしていて基礎の先生らしいと感じました。
基礎医学ではヒトの免疫現象は理論的に統一するように研究されていますが、患者さん各個人でおきている免疫学的な病態は統一性が無く、さまざまです。たとえば炎症性疾患にはリューマチから潰瘍性大腸炎、アトピーまでいろいろあり、おのおのの病気にはさまざまな特徴があります。すなわちリューマチは関節の病気ですが、肺の炎症を伴うことがおおいです。一方潰瘍性大腸炎やクローン病は腸の病気で、関節炎はよくありますが、肺の病変を持つ方は大変まれです。またアトピー性皮膚炎は皮膚の炎症ですが、胃腸の病変や関節の病変をきたすのは大変まれです。このように患者さん各個人でおきている免疫学的な病態は実にさまざまです。
結論から申しますと、いわゆる爪もみ療法で治った方がいらっしゃるようですが、多くの患者さんで確認された結果が公表されていませんので、現状では自分でできる一つの治療として試すのがいいのではないかと思います。
薬や治療法の評価方法は、大変厳しいものがあり、最低100例以上の患者さんをグループ分けして比較するわけです。その際にプラシーボ効果(医師や患者さんが効くと信じてしまい有効になる効果)を除外するために、二重盲検(医師も患者さんも薬が実薬か偽薬かわからない)の形にします。
このような過程をへたさまざまな治療に比べると残念ながら、爪もみ療法はいまだの感があります。
以上参考になれば、幸いです。
お願い:質問の方、同じような症状の方はコメントに賛同されたら拍手をクリックしてください。よろしくお願いします
雑誌に載っていた爪揉みはいいですか?
回答
爪もみとは「自律神経制御免疫療法」かと思われます。安保先生の理論の本を何冊か読みましたが、白血球中のリンパ球と顆粒球の比率の部分以外はあまりにもすべての病気を画一的に解釈しようとしていて基礎の先生らしいと感じました。
基礎医学ではヒトの免疫現象は理論的に統一するように研究されていますが、患者さん各個人でおきている免疫学的な病態は統一性が無く、さまざまです。たとえば炎症性疾患にはリューマチから潰瘍性大腸炎、アトピーまでいろいろあり、おのおのの病気にはさまざまな特徴があります。すなわちリューマチは関節の病気ですが、肺の炎症を伴うことがおおいです。一方潰瘍性大腸炎やクローン病は腸の病気で、関節炎はよくありますが、肺の病変を持つ方は大変まれです。またアトピー性皮膚炎は皮膚の炎症ですが、胃腸の病変や関節の病変をきたすのは大変まれです。このように患者さん各個人でおきている免疫学的な病態は実にさまざまです。
結論から申しますと、いわゆる爪もみ療法で治った方がいらっしゃるようですが、多くの患者さんで確認された結果が公表されていませんので、現状では自分でできる一つの治療として試すのがいいのではないかと思います。
薬や治療法の評価方法は、大変厳しいものがあり、最低100例以上の患者さんをグループ分けして比較するわけです。その際にプラシーボ効果(医師や患者さんが効くと信じてしまい有効になる効果)を除外するために、二重盲検(医師も患者さんも薬が実薬か偽薬かわからない)の形にします。
このような過程をへたさまざまな治療に比べると残念ながら、爪もみ療法はいまだの感があります。
以上参考になれば、幸いです。
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