ドクターTORAの今日も快腸

大腸の病気(大腸ガン・ポリープ、過敏性大腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病など)が増加しています。ひとりでも多くの方が快腸になっていただくための最新情報を提供してゆきます。

 質問から 
 10歳代後半の息子が小腸型クロンです。去年8月〜レミケを始め今月で計7回投与してます。8wkの効果は持続できず、もって3〜4wkです。10月には痔瘻に対してセトンオペも受けましたがCRPも一向によい効果は見られません。
 主治医はレミケ投与を続ける様子です。もし狭窄ができてた場合レミケは危険なのですよね?不安になってます。こんなに短期間にレミケを投与して大丈夫なのでしょうか?

答え
 レミケードが8週間持たない患者さんは20-30%くらいと少なからずいます。息子さんの場合は狭窄症状があるかわかりませんが、
レミケードの有効期間が短い場合の治療法としては
1)レミケード投与間隔や投与量を上げる(日本の保険適応上は認められていませんが、、)
2)免疫調整剤(イムラン、ロイケリン、メトレート)の併用:(メトレートは日本の保険適応上は認められていませんが、、)
3)エレンタールの併用(実際には有効な場合がままあります)
4)以上がだめなら、在宅栄養療法、在宅IVH療法があります。
5)それでだめなら、病変部の外科手術です。
 
若いので長期的なことも考えて、以上のどの方針でいくか見極めるために、腹部CTで大まかに検査して、腸管の精査をしてはいかがでしょうか。
以上簡単ですが、お大事に。