ドクターTORAの今日も快腸

大腸の病気(大腸ガン・ポリープ、過敏性大腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病など)が増加しています。ひとりでも多くの方が快腸になっていただくための最新情報を提供してゆきます。

質問から
1)大阪府内の大学病院にかかり、出血型クローンでクローン病と診断されて10年以上、小腸からの出血がどうしても治まらずに、2回目の手術しました。
出血源を含めた病変は回腸で切除は約30cmで、狭窄や潰瘍部分も切除出来ました。
2)退院時に内科の主治医から「今後は吻合部の炎症を防げさえすれば良いので、レミケードを継続することでエレンタールは不要です。栄養は全て食事で補ってください。」と言われ退院して既に1ヶ月が経過し、その間エレンタールは1パックも服用していませんが、下痢がたまにあるくらいで腹痛や血便は発生していません。
3)しかしレミケードは手術1年前から継続して投与していたのに出血が続いたわけです。また仕事の面からも長期で休む事は避けたいし、手術も今回で2回目でトータル50cm強も削除されて、これ以上の手術は避けたいと思います。
今後のどのような点に注意すれば宜しいでしょうか?

答え
1)出血型小腸型クローン病で二回手術例ですから難治例です。ペンタサやイムランに加えてレミケートの計画的繰り返し投与は必要でしょう。
2)しかしこれだけで゙十分かというとそう言う保証はありません。出血型はむずかしいのですから。
3)レミケード連続投与後3-6ヶ月で早めに小腸検査を行い、潰瘍があればエレンタールも加えた治療が必要ではないでしょうか。
以上簡単ですがお大事に。