ドクターTORAの今日も快腸

大腸の病気(大腸ガン・ポリープ、過敏性大腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病など)が増加しています。ひとりでも多くの方が快腸になっていただくための最新情報を提供してゆきます。

質問から
 皮膚から臓器を作れる技術が話題になっていますが、あれで潰瘍性大腸炎の治療にいかせたりするのでしょうか
答え
 大変高度な質問です。
1)現在、再生医療が話題です。現実味を帯びているには、皮膚、眼球の角膜、血管、すい臓のインスリンを出す細胞などです。いずれも同じ細胞をひたすら増やすことで自然にもとの形をとり再生できる可能性が高く精力的に研究されています。
2)次に目標になっているのは心筋、肝臓ですが、これらはやや構造が複雑ですが、10年後には実用化が可能かもしれません。
 これらに比べると、腸管は粘膜、支持組織、筋肉、外側の膜、からなるので構成が複雑ですので、潰瘍性大腸炎の再生治療はやや難航しています。

しかしこの分野は日進月歩ですので、いつ画期的なことがあるかわかりません。しっかり注目して情報を提供してゆきます