質問から
「大腸炎治療薬用のヒトCD3抗体「Nuvion」の開発を取りやめると発表した。」というニュースを見つけました。「同社はこの日、静注ステロイド抵抗性潰瘍性大腸炎患者を対象にしたNuvionの第3相試験の予備結果を発表した。それによると、同薬の有効性は認められず、静脈ステロイド単独より安全性で劣ることが示された。」うまくいかなかったのでしょうか?
答え
新しい薬はこれまで標準的に使用されてきた薬に比べて、効果が優れ、副作用が少ないことが求められます。そのことを確認するために治験が行われるわけです。
潰瘍性大腸炎では30年以上前からステロイドが使用され、悪化時の治療として一定の効果を挙げてきました。潰瘍性大腸炎の新しい薬は常にステロイドと比較され、統計学的にステロイドを使用したグループと新薬を使用したグループとで差が出ないか、新薬のほうが劣っていれば開発は中止されます。
ここ10年で分子生物学が発達して炎症や癌の成り立ちが細かにわかってきましたので、次々新薬が開発されています。このブログでもいくつかの新薬を「レミケードと新薬」のグループで紹介してきましたが、潰瘍性大腸炎の新薬としては10種類以上がまだ開発途上にあります。皆さん期待して見守ってください。
「大腸炎治療薬用のヒトCD3抗体「Nuvion」の開発を取りやめると発表した。」というニュースを見つけました。「同社はこの日、静注ステロイド抵抗性潰瘍性大腸炎患者を対象にしたNuvionの第3相試験の予備結果を発表した。それによると、同薬の有効性は認められず、静脈ステロイド単独より安全性で劣ることが示された。」うまくいかなかったのでしょうか?
答え
新しい薬はこれまで標準的に使用されてきた薬に比べて、効果が優れ、副作用が少ないことが求められます。そのことを確認するために治験が行われるわけです。
潰瘍性大腸炎では30年以上前からステロイドが使用され、悪化時の治療として一定の効果を挙げてきました。潰瘍性大腸炎の新しい薬は常にステロイドと比較され、統計学的にステロイドを使用したグループと新薬を使用したグループとで差が出ないか、新薬のほうが劣っていれば開発は中止されます。
ここ10年で分子生物学が発達して炎症や癌の成り立ちが細かにわかってきましたので、次々新薬が開発されています。このブログでもいくつかの新薬を「レミケードと新薬」のグループで紹介してきましたが、潰瘍性大腸炎の新薬としては10種類以上がまだ開発途上にあります。皆さん期待して見守ってください。


