ドクターTORAの今日も快腸

大腸の病気(大腸ガン・ポリープ、過敏性大腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病など)が増加しています。ひとりでも多くの方が快腸になっていただくための最新情報を提供してゆきます。

質問からWTさんお待たせしました 
 某病院にて大腸内視鏡検査をしたところ潰瘍性大腸炎UCの疑いが強いと。
潰瘍性大腸炎で軽度なのだとは思いますが、軽度の時にきちんと対処しておけば中・重度に至らないで済むのではないかと思う共に潰瘍性大腸炎の症状が重くなったときのことを考え結構落ち込んできます。どうしたらいいでしょう。

答え
潰瘍性大腸炎で軽症とされる場合は
1)排便4回以下
2)血便がないか、少量
3)体温37.5度以下(発熱がない)
4)脈が90/分以下(潰瘍性大腸炎が悪化→貧血脱水→脈が1分間90回以上に速くなる)
5)貧血がない(ヘモグロビン10g/dl以上)
6)赤沈(炎症のマーカー)が正常(10以下)

以上の6項目をすべて満たすことです。
 軽症の場合といえども、発病初期のうちに、きちんと治療することが重要です。しっかり治療すれば、潰瘍性大腸炎重症化の可能性も減り、薬を減らすことができます。落ち込まずにできる限りのことをしてゆきましょう。
 古い言葉ですが、「人事を尽くして天命を待つ」ということです。