ドクターTORAの今日も快腸

大腸の病気(大腸ガン・ポリープ、過敏性大腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病など)が増加しています。ひとりでも多くの方が快腸になっていただくための最新情報を提供してゆきます。

 潰瘍性大腸炎ではしばしば輸血する場合がある。
現在、輸血による肝炎の発生は日赤の最新の検査法で限界まで低下していて、B型C型肝炎とも、数万から数十万例に一例の割合である。しかし現在の精密な検査方式がひろく行われるようになるのは2000年以降であり、それ以前、特に1995年以前に手術や輸血を受けた患者さんではB型C型肝炎をもらっている可能性がある。 
 C型肝炎の治療では、最新のPEGインターフェロンとリバビリンの治療により血液中のウイルスが完全に消失する患者さんは80%に達する。インターフェロン治療が始まった1990年代当初は20%台であったことを考えると長足の進歩をとげている。B型肝炎ではゼフィックスやバラクロードによりウイルスが検出できない量にまで低下する。
 最近C型肝炎治療中に潰瘍性大腸炎が発病し、PEGインターフェロンとリバビリンの治療の治療中に潰瘍性大腸炎が悪化した例が報告された。過去に潰瘍性大腸炎の患者さんで、B型C型などの治療のため、インターフェロン投与されて潰瘍性大腸炎が悪化した例が8例ほど報告されている。
 PEGインターフェロンとリバビリンともに炎症を悪化させる能力があり、皮膚のかゆみ、脱毛、発熱、倦怠などがある。潰瘍性大腸炎とウイルス性肝炎の両方を持つ患者さんでは特に注意していただきたい。

HBVウイルス
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HCVウイルス
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