潰瘍性大腸炎に対するalpha4インテグリン阻害薬について
平成19年1月20日の記事でクローン病に対するalpha4インテグリン阻害薬の効果を述べましたが、今回は潰瘍性大腸炎に対する治験の話です。
免疫学の発達により、炎症部位に次々と白血球やリンパ球が呼び寄せられるには接着分子という蛋白が重要であることがわかりました。接着分子の中でもインテグリン蛋白のグループが炎症部位への接着・侵入に重要であること、中でもα4インテグリンは炎症部位に白血球やリンパ球細胞の集まるための鍵となります。
α4インテグリンには2種類あり、α4β1、α4β7インテグリンの二つです。α4β7インテグリンは、腸管へリンパ球が集まってくる際に、鍵となる接着分子であり、その阻害薬MLN02が開発され治験が行われました。以前紹介したNatalizumabがα4インテグリン(つまりα4β1、α4β7両方)をブロックするのに対して、MLN02はα4β7だけをブロックするように設計されています。
インテグリン構造です。α鎖とβ鎖からなります。

平成19年1月20日の記事でクローン病に対するalpha4インテグリン阻害薬の効果を述べましたが、今回は潰瘍性大腸炎に対する治験の話です。
免疫学の発達により、炎症部位に次々と白血球やリンパ球が呼び寄せられるには接着分子という蛋白が重要であることがわかりました。接着分子の中でもインテグリン蛋白のグループが炎症部位への接着・侵入に重要であること、中でもα4インテグリンは炎症部位に白血球やリンパ球細胞の集まるための鍵となります。
α4インテグリンには2種類あり、α4β1、α4β7インテグリンの二つです。α4β7インテグリンは、腸管へリンパ球が集まってくる際に、鍵となる接着分子であり、その阻害薬MLN02が開発され治験が行われました。以前紹介したNatalizumabがα4インテグリン(つまりα4β1、α4β7両方)をブロックするのに対して、MLN02はα4β7だけをブロックするように設計されています。
インテグリン構造です。α鎖とβ鎖からなります。



