出血型クローン病について
一般的なクローン病では、潰瘍が治らないために
1)腸管狭窄(狭くなること)
2)瘻孔(近くの腸や膀胱や膣や腹壁に通ずる穴を作る
3)膿瘍形成(腸が破れて膿のかたまりを作ること)
がおきますが、
前回示したように、出血型クローン病では、潰瘍から出血するのですが、瘻孔や膿瘍になることはほとんど無く、狭窄も軽度です。
診断として出血点を調べる血管造影や内視鏡が重要です。
図は血管造影ですが、血管から入れた黒い造影剤がもれて黒く染まるところが出血点(矢印)。

自分の経験では、実際には血管造影で明らかにわかるのは20例中20%くらいでした。血管造影の時点で出血が止まってしまうとわかりにくいのです。
出血型クローン病の治療法ですが
1)血管造影と同時に止血剤や止血コイルを用いる
2)漢方でキュウキキョウガイトウを用いる。
3)レミケードは、少ない出血の場合、有効(3例経験、即日か数日で止血)だが、大量出血の場合、無効(2例経験:結果無効で、緊急手術)。
4)手術:出血がどんどん持続するようなら、早めに手術
そんなわけで現時点の僕の対処法は
1)出血が少量なら早めにレミケードです
2)出血が大量なら、入院、輸血、血管造影、、、、手術です。できればしたくないですが。
一般的なクローン病では、潰瘍が治らないために
1)腸管狭窄(狭くなること)
2)瘻孔(近くの腸や膀胱や膣や腹壁に通ずる穴を作る
3)膿瘍形成(腸が破れて膿のかたまりを作ること)
がおきますが、
前回示したように、出血型クローン病では、潰瘍から出血するのですが、瘻孔や膿瘍になることはほとんど無く、狭窄も軽度です。
診断として出血点を調べる血管造影や内視鏡が重要です。
図は血管造影ですが、血管から入れた黒い造影剤がもれて黒く染まるところが出血点(矢印)。

自分の経験では、実際には血管造影で明らかにわかるのは20例中20%くらいでした。血管造影の時点で出血が止まってしまうとわかりにくいのです。
出血型クローン病の治療法ですが
1)血管造影と同時に止血剤や止血コイルを用いる
2)漢方でキュウキキョウガイトウを用いる。
3)レミケードは、少ない出血の場合、有効(3例経験、即日か数日で止血)だが、大量出血の場合、無効(2例経験:結果無効で、緊急手術)。
4)手術:出血がどんどん持続するようなら、早めに手術
そんなわけで現時点の僕の対処法は
1)出血が少量なら早めにレミケードです
2)出血が大量なら、入院、輸血、血管造影、、、、手術です。できればしたくないですが。


