ドクターTORAの今日も快腸

大腸の病気(大腸ガン・ポリープ、過敏性大腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病など)が増加しています。ひとりでも多くの方が快腸になっていただくための最新情報を提供してゆきます。

「クローン病も大腸がんの危険性高いんですか?」YESTERDAYさんお待たせしました。
コメントに上のような質問がありましたのでまとめてみました。
 一般に、潰瘍性大腸炎では、大腸がん合併の可能性が高いとされています。一方クローン病は、これまで大腸がんや小腸癌は注目されていませんでした。その理由としては、クローン病では、病変が悪化すると狭くなるので切除されてしまうためと考えられます。つまり、炎症が慢性化した病変から癌が出現する前に狭窄して切除されてきたのではないでしょうか。
 本邦でもクローン病の発病後、長期間経過する患者さんが多くなり、大腸がんや小腸癌が次第に増えてくると予想されます
 自分の経験ですが、
 社会保険病院時代に経験した大腸小腸の癌は、12例14癌(重複癌あるため)あり、9例が痔瘻肛門癌、1例が小腸癌(回腸)、2例が大腸癌(横行結腸)だったと記憶している。現実には肛門直腸部の癌にもっとも注意を払うべきであろうと考えられる。