日本では大腸がんやポリープが増加しています
大腸がんによる死者は10年間で3倍に上昇しましたが、欧米に比べてまだ少ないため、今後さらに増加すると予想されています。
日本では、集団検診のスクリーニング(病気の方を拾い上げる手段)として、この15年来、便潜血検査が行われていますが、以下の欠点が知られています。
1)受診率が低い=対象者に比べて便潜血の受診者数が少ない。
2)偽陽性が多い=本当はポリープや癌でないが、便潜血が陽性。
3)偽陰性がある=本当はポリープや癌であるが、便潜血が陰性。
4)二次検査の受診率が低い=便潜血が陽性でも、大腸の検査に抵抗があるため、検査を受けない方が多い。
この中で、大腸内視鏡検査は、4)に関連しますが、この十数年で飛躍的に進歩しました。
しかしまだまだ職人芸的なテクニックが必要で、安楽に行う施設はやや限られていますが、一方で、私の患者さんの中には胃カメラよりも楽だったという方も少なくありません。
自分自身も父や叔母に大腸癌を有する家系であり、便潜血を行うよりは検査のうまい知り合いの先生に大腸カメラをときどき行ってもらっています。
下は便潜血のキットです



