ドクターTORAの今日も快腸

大腸の病気(大腸ガン・ポリープ、過敏性大腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病など)が増加しています。ひとりでも多くの方が快腸になっていただくための最新情報を提供してゆきます。

アザチオプリンが良く効いた潰瘍性大腸炎の一例
今回は、私の経験例でお示しいたします。
患者さんは32歳の男性で、潰瘍性大腸炎と診断されてから6年、ここ2-3年ステロイドを使用すると軽快し、減量すると悪化するステロイド依存状態でした。
検査すると、大腸の横行結腸から直腸にかけてビラン、潰瘍が認められ、深い潰瘍はなく、中等度の潰瘍性大腸炎でした
本人と相談してプレドニン30mgに増量してアザチオプリン25mgで開始しました。1週間後には下痢も2-3回となり、あとは外来で治療しました。
2ヵ月後にはプレドニンを中止して、サラゾピリンとアザチオプリン50mgで継続しました。副作用無く順調に経過して、6ヶ月年後大腸カメラで病変はほとんど消失し、潰瘍はふさがって瘢痕化(傷跡)になっていました。
 この患者さんは、プレドニン依存の難治状態でしたが、アザチオプリンが著明に効果を発揮して、プレドニンを中止できて本当によかったと思います。
下図の左が治療前、右が治療開始6ヵ月後です。
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UCAZA前後