ドクターTORAの今日も快腸

大腸の病気(大腸ガン・ポリープ、過敏性大腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病など)が増加しています。ひとりでも多くの方が快腸になっていただくための最新情報を提供してゆきます。

レミケードをこれまで僕は150人ほどの患者さんに投与してきました。
95年頃にイギリスから初めての報告があり、それは寝たきりに近い重症の患者さんがレミケードを投与されてすぐ退院できたと言う報告である。
その頃、僕は順天堂大学の免疫学教室で腸炎のネズミの実験に明け暮れていて、
治療として様々な抗体を毎日注射していた。ネズミに注射する抗体は一匹あたり人間の1000分の一くらいの量だが1mg5万円以上するのでとても高価で、自分達で抗体を作ってはネズミに投与していた。レミケードのニュースをきいて著しい効果を知ると同時に極めて高価で、人間に使用できる量を供給するできるのか疑問だった。数年のうち大量生産できるよう2なり現在のレミケードはあいかわらず高価だが1mg1000円程度になった。
レミケードは、およそ90%の患者さんに有効で、
約二か月の間隔で治療すれば、入院や行動の制限から解放される。
レミケードは使い方をしっかり行えば多くの患者さんに福音をもたらす薬である。
町田にきて外来でレミケードを投与しているが大きなトラブルもなく、安全に投与している。レミケードで安定した患者さんが、会社でおおきな仕事をまとめてこなしたりするとじぶんの事のようにうれしい。
remicade