ATM療法を訊いたことありますか。
これまで潰瘍性大腸炎の原因として何らかの細菌が関係しているのではないか、と追求されてきました。J大学のO先生らが開発したATM療法は遂に原因の細菌を捕まえた可能性が高い。
昨年、S中央総合病院にきていただいて彼のデータを見せてもらった。深い出血性の潰瘍が見事に治っている。
ステロイドや免疫抑制剤で治った大腸の粘膜はやや粒のこるが、ATM治療が効いた患者さんの粘膜は本当にツルツルで正常な粘膜であり、本当にびっくりした。
O先生は元々胃潰瘍のヘリコバクターの専門家でATM療法はその応用である。
下図は原因菌と考えられているFusobacteriumである。

これまで潰瘍性大腸炎の原因として何らかの細菌が関係しているのではないか、と追求されてきました。J大学のO先生らが開発したATM療法は遂に原因の細菌を捕まえた可能性が高い。
昨年、S中央総合病院にきていただいて彼のデータを見せてもらった。深い出血性の潰瘍が見事に治っている。
ステロイドや免疫抑制剤で治った大腸の粘膜はやや粒のこるが、ATM治療が効いた患者さんの粘膜は本当にツルツルで正常な粘膜であり、本当にびっくりした。
O先生は元々胃潰瘍のヘリコバクターの専門家でATM療法はその応用である。
下図は原因菌と考えられているFusobacteriumである。

胃潰瘍においては、長い間胃酸を押さえることが治療の中心であった。
1983年にヘリコバクターの発見、その後のヘリコバクターの除菌法の開発によって、現在では、胃潰瘍の治療は、ヘリコバクターの除菌が中心となった。患者さんは、長期間胃酸の抑える薬を服用する必要がなくなった。ヘリコバクターの発見から、除菌法が完全に普及するまで実に20年の期間を要しているが、医療は生身の患者さんを相手にするので、治療効果が確実なことが重要視されるため、ある意味大変に保守的な世界である。
最近、潰瘍性大腸炎のATM療法(F.VARIUMという菌を除菌する治療)によって半数以上の患者さんが治癒すると言う効果が発表された。今後は、J大学以外の他の病院での経験が蓄積されることが重要である。僕自身、ATM療法が無効な患者さんも経験しています。それはおそらく潰瘍性大腸炎がひとつの細菌の原因によらないのだろうと考えられる。いずれにせよ今後さまざまな原因菌と除菌法の開発によって潰瘍性大腸炎が治癒できるような時代になるであろう。

1983年にヘリコバクターの発見、その後のヘリコバクターの除菌法の開発によって、現在では、胃潰瘍の治療は、ヘリコバクターの除菌が中心となった。患者さんは、長期間胃酸の抑える薬を服用する必要がなくなった。ヘリコバクターの発見から、除菌法が完全に普及するまで実に20年の期間を要しているが、医療は生身の患者さんを相手にするので、治療効果が確実なことが重要視されるため、ある意味大変に保守的な世界である。
最近、潰瘍性大腸炎のATM療法(F.VARIUMという菌を除菌する治療)によって半数以上の患者さんが治癒すると言う効果が発表された。今後は、J大学以外の他の病院での経験が蓄積されることが重要である。僕自身、ATM療法が無効な患者さんも経験しています。それはおそらく潰瘍性大腸炎がひとつの細菌の原因によらないのだろうと考えられる。いずれにせよ今後さまざまな原因菌と除菌法の開発によって潰瘍性大腸炎が治癒できるような時代になるであろう。




